苦痛な職場の飲み会はこうすれば変わる!

会社で「飲み会やります」と聞いてユーウツになることはありませんか。参加したくないために憂鬱になるのです。飲み会の完全否定派ともいえる人たちの参加したくない理由は「参加は時間の無駄」「お酒が飲めない、飲んでも楽しくなく苦痛 […]

会社で「飲み会やります」と聞いてユーウツになることはありませんか。参加したくないために憂鬱になるのです。飲み会の完全否定派ともいえる人たちの参加したくない理由は「参加は時間の無駄」「お酒が飲めない、飲んでも楽しくなく苦痛」となります。

参加したくない理由には、少し譲歩して「上司の説教癖がなければ」「出費が惜しい、おごりなら」といった飲み会半肯定派も少なからずいるようです。しかし、昨今では会社の飲み会と聞いて参加したくないと考える人たちが半数以上になるのが普通です。

とはいえ、社会人として「飲み会は苦痛だから行きたくない」で済まされないのが現実。会社に属している以上、飲み会は付いて回るもの。そんな現実を受け入れて、なぜ飲み会が楽しくなく苦痛で行きたくないのか、どうすれば楽しめるのかについて、調べてまとめました。

苦痛な職場の飲み会は行きたくない⁉

職場の飲み会は苦痛だから、できれば行きたくない、と思っているあなた。きっと説教好きな上司がいたり、話題がないから、あるいは自宅が遠いので帰宅が遅くなるから、という理由で行きたくないのでしょう。しかし、飲み会は考え方一つでポジティブイメージにもネガティブイメージにも捉えられます。

職場の飲み会のイメージはポジティブ、ネガティブ?

両方のイメージを持つ人が6~7割という統計結果もでているほどです。つまり、見方の角度で飲み会のイメージが変わるということなのです。飲み会が苦痛で行きたくない、と毛嫌いする前に、見方を変える練習をしてみてはどうでしょう。以下に箇条書きを交えて説明します。

話す話題がない、話すのが苦手などの理由で行きたくない

飲み会は苦痛だから行きたくない、という前提でなぜなのかの理由を箇条書きにします。各項目の背景などを具体的に説明して解決策があれば示す形で進めます。

  1. 飲み会に行きたくない理由
  2. 話す話題がない、話すのが苦手
  3. 費用がもったいない
  4. 帰宅が遅くなる
  5. 上司の説教を聞きたくない
  6. お酒が弱く飲んでも楽しめないので時間の無駄
  7. 会社の延長という感じで周りへの気遣いが面倒
  8. 飲み会は無礼講で、というが実際は口だけ

飲み会で共通の話題を見つけるのは大変か

まず最初の「話題がない」という理由から見てみます。話題とは、話すにしろ聞くにしろ、興味がなくて楽しくない、楽しめないということでしょう。価値観が多様化した現在、世代間はもちろん、同世代でも共通の話題を見つけるのが難しいのが現実です。特に話題を広く浅く扱うのは興味の有無もあるので難しいようです。

先輩社員に職場の不明点などを聞いて話題提供

また、単に話すのが苦手なため話題がないと考えている場合もあります。ハナから苦手と考えて引っ込み思案になっていては、何も進みません。会社の飲み会ですから、仕事や社内のことを話題にするのが、まずはスタートです。新人であれば社の沿革などから先輩に尋ねてみます。次いで社長や上司のことをそれとなく聞いてみます。

ある程度私的な話題も苦痛な飲み会を緩和

先輩も聞かれて興に乗り、聞かないことまでいろいろ教えてくれるかもしれません。次いで、私的な範囲ながら趣味や食べ物、お酒のほか、新人としての初体験や失敗談、勘違いなどを話題にしてみます。忘れないでほしいのは、常に自分が話題を提供しなくてもよい、ということ。相手の話題に「それで」などと先を促していけば、酒席なのでどんどん話し出す人もいるはずです。

職場の飲み会の「無礼講」は口だけ

「話題がない」ということへの対応策は、上記の4~7にも通じることになるでしょう。話題を提供できれば、酔っての説教になっても方向転換できますし、お酒が弱いのであればハッキリそういってアルコールを口にしなければいいのです。周りへの気遣いも、よほど酒癖の悪い人でなければ気にしないでリラックスすることです。

飲み会の無礼講は年配者の若手への気遣い

無礼講なのに全くそうではない、というのは酒席では当然なのです。年配者が若手にいろいろ話させようという工夫だと思ってください。無礼講といい出した本人が些細なことで怒り出すのが飲み会なのです。無礼講と言ったからには、自らも隠し芸の一つぐらいは披露して、場を和ませるべきでしょう。

費用がもったいない、のは果たして本当か?

3の費用がもったいない、というのは、社や部署ごとに飲み会の頻度が違うので一概には言えませんが、昨今では的外れかもしれません。というのも、飲み会自体が減っていますし、減っているということは、しばらく終業後に顔を合わせていない、ということです。

週1の飲み会で割り勘ならは費用もかさみますが、3カ月、半年に1回の数千円であれば、社の内外の情報源として、また、ふだん目にしない夜の街や会場となる居酒屋チェックという意味でも、参加して損はないのではないでしょうか。ローンがかさんで1円でも惜しいというのであれば別ですが。

半年に1回の職場の飲み会なら出て損はない

続く4の帰宅が遅くなる、というのも3への考え方で対応できるでしょう。3カ月~半年に1回の飲み会で帰宅が遅くなるから参加しない、というのは、ある意味貴重な情報を逃している、といえなくもありません。要するに、飲み会も会社を含めた社会生活を楽しむ手段の一つ、と考えていろいろ見てやろう、と思えばそれなりに時を過ごせるものなのです。

苦痛な職場の飲み会は見方を変えて出席

職場の飲み会が苦痛で行きたくない、というネガティブな考えを、角度を変えてみることで、それなりに楽しめる行事にするのが社会人なのです。ふだん接しない上司や他部署の同僚と話す機会がもてる、同じ部署の同僚のオフィスでは見られない意外な一面を見た、というようなメリットもあります。まずは嫌がらず参加することです。