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はじめに:新年会の幹事、こんなお悩みありませんか?
新年会の幹事を任されて、
「何から準備を始めればいいのか分からない」
「会場選びや予算設定、誰に何をお願いすればよいのか混乱してしまう」
「参加者全員が満足する新年会にしたいけど、失敗したらどうしよう…」
こんな風に不安や疑問を抱えていませんか?
新年会は、一年のスタートを切る大切なイベント。
その運営を任される幹事さんは、まさに「プロジェクトマネージャー」として多岐にわたる業務をこなすことになります。
本記事では、そんな幹事さんのために「新年会 準備」の流れ、ポイント、コツ、会場選びのチェックリストから当日の進行、終了後のフォローまで、分かりやすく丁寧に解説します。
この記事を読めば、もう新年会の準備で迷うことはありません!
新年会準備の全体像:幹事の役割と流れを知ろう
新年会の幹事は、単なる雑用係ではありません。
全体を見渡し、スムーズに会が進行するよう舵を取る「プロジェクトマネージャー」的存在です。
準備は、開催日の2~3か月前から始まり、終了後のフォローまで続きます。
まずは、新年会準備の全体フローを整理してみましょう。
- 日程・人数の調整
- 会場選びと予約
- 予算設定と稟議・会費徴収の計画
- 企画・余興・備品の準備
- 進行台本や挨拶の依頼
- 当日の受付・運営
- 終了後の精算・お礼・写真共有
各ステップにはポイントや注意点があります。
ここからは、詳しく手順とコツをご紹介していきます。
【準備編】新年会の計画を立てるコツとチェックリスト
1. 日程・人数調整のポイント
新年会準備のスタートは、日程と人数の調整から。
参加者が多いほど全員の都合を合わせるのは難しいですが、特に「上司やキーパーソンの予定」を最優先しましょう。
調整方法のコツは、以下の通りです。
- 候補日を3~4つ挙げて全員にアンケート
- 重役・主賓の都合を最初に押さえておく
- 食物アレルギーや食事制限がある人も確認
- 緊急連絡先を念のため集めておく
この段階での「抜け漏れ」が後々のトラブルにつながるため、慎重に進めましょう。
2. 会場選び・予約のポイント
会場選びは「新年会の雰囲気」を決める最重要ポイントです。
グルメプラスのような会場検索・予約サービスも活用しながら、以下の点を必ずチェックしましょう。
【会場選びの主なチェック項目】
- アクセスの良さ(会社・駅からの距離、迷わず行けるか)
- 会場の雰囲気(フォーマル・カジュアル、個室の有無)
- 貸切・半個室対応が可能か
- 料理の内容・量・アレルギー対応
- 飲み放題プランの有無と内容
- 座席タイプ(椅子・座敷)、喫煙スペースの有無
- 設備(マイク、プロジェクターなど)が必要なら事前確認
- 下見が可能か(できれば一度現地を見ておくと安心)
会場予約は「早め」が鉄則です。
人気日程だと2か月前から埋まる場合もあるので、「会場選びで迷う時間」を減らすためにも、グルメプラスのような一括見積・空き状況確認サービスが便利です。
3. 予算設定と必要備品の手配
予算は新年会の「規模」と「満足度」を左右します。
会社補助の有無や会費の上限を確認し、1人あたりの目安を設定しましょう。
- 居酒屋:3,000~5,000円/人
- レストラン・ホテル:5,000~10,000円/人
- 会社補助や福利厚生費の範囲も要確認
予算内で満足度を高めるには、
- 早割・団体割引を活用
- 飲み放題付きコースを選ぶ
- 景品や備品は100円ショップやネット通販も活用
など、工夫次第でコストを抑えられます。
必要備品の例:
- 余興・ゲーム用の景品
- 受付セット(リスト、筆記用具、名札、封筒など)
- 設営用具(テープ、はさみ、空き箱など)
4. 幹事タスク進捗チェックリスト(時系列)
「何をいつまでにやればいい?」
そんな疑問に答えるべく、時系列でチェックリストをまとめました。
時期 | タスク | 詳細・備考 |
---|---|---|
2か月前 | 目的設定/幹事チーム結成 | 上司と相談し、会の趣旨や目的を明確に |
1.5~1か月前 | 日程調整・参加者リスト作成 | 主賓の予定優先、候補日を絞る |
1か月前 | 会場選定・予約 | 人数・予算・アクセス・料理内容を確認 |
1か月前 | 予算確定・稟議書作成 | 会社補助や会費の扱いを決定 |
2週間前 | 企画・余興内容決定/景品手配 | 参加者層に合わせて企画を立案 |
1週間前 | 司会・挨拶依頼/進行台本作成 | 役職者への依頼は早めに |
1週間前 | 参加者へ最終案内 | 日時、場所、会費、キャンセル料を通知 |
前日 | 備品最終確認/会場と最終打ち合わせ | 景品・受付用具・進行スケジュール再確認 |
当日 | 受付・設営/進行確認 | 開場15分前には到着、備品搬入 |
終了後 | 撤収・精算/写真共有・お礼 | 会計報告・感謝メール・写真アルバム配布 |
このリストを活用すれば、抜け漏れなく準備が進められます。
印刷してチェックしながら進めるのもおすすめです。
【ノウハウ編】新年会進行・挨拶例文・当日の工夫
1. 進行台本・タイムテーブル例
新年会の進行は、「台本」と「タイムテーブル」を作ることで、幹事も安心して運営できます。
一般的な2時間コースの例をご紹介します。
項目 | 開始時刻 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
開場・受付・着席 | 18:00 | 10分 | 参加リスト・席次表・会費回収 |
司会者挨拶 | 18:10 | 5分 | 会の始まりを宣言 |
開会の言葉・代表挨拶 | 18:15 | 5分 | 最も役職の高い人に依頼 |
乾杯の音頭・乾杯 | 18:20 | 5分 | 3番目に役職の高い人に依頼 |
歓談・会食 | 18:25 | 45分 | 料理紹介や場の盛り上げも |
余興・ゲーム | 19:10 | 30分 | 景品授与を含む |
締めの挨拶 | 19:40 | 10分 | 2番目に役職の高い人に依頼 |
閉会宣言・二次会案内 | 19:50 | 10分 | 忘れ物注意喚起・二次会案内 |
お開き・退店 | 20:00 | – | 参加者を見送り、会場と最終確認 |
このように、各パートの時間配分と役割を事前に明確にしておくことで、当日も落ち着いて進行できます。
2. 司会進行台本(例文付き)
司会や挨拶を任された場合、「何を言えばいいの?」と不安になる方も多いはず。
場面ごとの例文を用意しましたので、アレンジしてご活用ください。
【開会の挨拶例】
「新年あけましておめでとうございます。ただ今より、令和〇年度新年会を開催させていただきます。本日の司会は、〇〇部の〇〇が務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは、開会の言葉を〇〇様より頂戴いたします。〇〇様、よろしくお願いいたします。」
【乾杯】
「〇〇さん、ありがとうございました。それでは、皆様お待ちかねの乾杯を行います。グラスのご用意はよろしいでしょうか?乾杯の発声は〇〇様にお願い致します。」
【歓談】
「ありがとうございました。それでは、お食事とご歓談をお楽しみください。」
【締めの挨拶】
「宴もたけなわではございますが、そろそろお開きの時間となりました。最後に、〇〇様に締めの音頭をお願い致します。」
【閉会の挨拶】
「これをもちまして、新年会をお開きとさせていただきます。本日はありがとうございました。この後、二次会を〇〇で予約しておりますので、お時間のある方はぜひご参加ください。」
3. 当日の受付・運営の流れ
当日は「受付」と「現場運営」がスムーズに進むかがカギです。
幹事は開宴15分前には到着し、受付担当と協力して以下を行いましょう。
- 受付セット(名簿、会費、名札、筆記用具)の準備
- 参加者リストで出欠確認・遅刻者には個別連絡
- 会費徴収は事前徴収が理想、当日ならお釣り・封筒を用意
- 笑顔で「本日はありがとうございます」と挨拶
また、進行役・司会担当がいる場合は、直前打ち合わせで「段取り」「余興のタイミング」「締めの役割分担」などを最終確認しましょう。
4. 新年会準備のコツ・注意点
初めて幹事をする方も、慣れている方も、次のコツを押さえておくと安心です。
- リスク管理:会場トラブル、急な欠席、余興の遅れなどを想定し、代替案を用意
- チーム分担:一人で抱え込まず、受付・会計・進行など担当を決める
- 柔軟な対応:当日は予定通りにいかないことも多いため、臨機応変に調整
- 参加者への気配り:アレルギーや体調不良、飲酒できない方への配慮も大切
- 会場との連絡:当日も、料理の提供タイミングや余興の進行を事前に打ち合わせ
【終了後編】新年会終了後のフォローと会計報告
1. 撤収・忘れ物チェック・精算
会が終わったら、まずは会場の備品返却・忘れ物チェックを行いましょう。
その後、会計報告が重要です。
- 収入(会費・会社補助)と支出(飲食代・景品代・備品代)を明確に記録
- 領収書やレシートは整理して保管
- 会社によっては福利厚生費・会議費・交際費など処理区分が異なるため、経理担当へ確認
【会計報告書テンプレート例】
項目 | 内容 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|
イベント名 | 〇〇部 新年会 | – | |
開催日 | 〇年〇月〇日 | – | |
参加人数 | 〇名 | – | |
収入 | 会費(〇円×〇名) | 〇〇〇〇円 | |
収入 | 会社負担金 | 〇〇〇〇円 | |
収入合計 | – | 〇〇〇〇円 | |
支出 | 飲食費(〇〇レストラン) | 〇〇〇〇円 | |
支出 | 景品代 | 〇〇〇〇円 | ビンゴゲーム用 |
支出 | 備品代 | 〇〇〇〇円 | 受付用具・テープなど |
支出合計 | – | 〇〇〇〇円 | |
残金 | 収入合計-支出合計 | 〇〇〇〇円 | |
考察 | 予算超過や残金理由・改善点 | – |
2. 写真共有とアフターフォロー
新年会後は、参加者に「ありがとう」の気持ちを伝えることが大切です。
- 翌日以降、全員に感謝メールやメッセージを送る
- 写真アルバムはGoogleフォトやDropboxで共有、URLをQRコード化して配布するのも便利
- 挨拶や手伝いをしてくれた人には個別にお礼を伝える
こうしたフォローで、幹事としての信頼感が高まり、次回のイベントも協力してもらいやすくなります。
【まとめ】新年会準備は計画性とチームワークが成功のカギ
新年会は、一年の始まりに組織の一体感を高め、来年度の活力を養うための大切なイベントです。
その成功のカギは、幹事さんの「計画性」と「実行力」、そして「チームワーク」にあります。
本記事でご紹介した「新年会 準備 チェックリスト」や「進行台本」「会場選びのポイント」を参考に、事前準備をしっかり進めていけば、必ずや参加者全員が「楽しかった!」と感じる新年会を実現できるはずです。
幹事の仕事は大変ですが、その頑張りが皆の笑顔と感謝につながります。
ぜひ、自信を持って新年会準備に取り組んでください!
グルメプラスなどの便利なサービスも活用しつつ、素敵な新年会を成功させましょう。