近年では、会社内での人の移り変わりが非常に多いですよね。そうなると、自ずと会社内で歓迎会が開かれる頻度も高いのではないでしょうか。そんな歓迎会で欠かせないのはやはり宴会開始時の乾杯の挨拶です。実は、ベテラン社員のあなたも大勢の社員を前に、乾杯のコツを掴めないでいるのではないでしょうか。独特の緊張感もあるせいか、なかなか難しいですよね。
今回は、そんな乾杯を任されたベテラン社員の方、必見の歓迎会における乾杯の際のコツと心構えについてまとめたいと思います。この記事を読んで、歓迎会最初の乾杯で思う存分盛り上げてしまいましょう。
歓迎会での乾杯の基本
乾杯までの流れ
まずは、乾杯までの一般的な流れについてお話しようと思います。お店に入ったら、参加者全員が着席して幹事さんの誘導のもと飲み物を注文します。一般的には生ビールで乾杯が基本ですよね。その他、お酒が弱い方はカクテルやソフトドリンクで対応します。乾杯前に、きちんと全員に飲み物が行き渡っているかチェックを必ず忘れないようにしましょう。
そして、司会者から紹介があったらいよいよ乾杯の音頭を取るあなたの出番です。歓迎会などでは、乾杯前に主役である歓迎される側の人達に、一言歓迎の挨拶をするのがいいでしょう。
その挨拶が終わったら、いよいよ乾杯です。「〇〇さんと今後の会社の繁栄を願って乾杯!」といった、主役と会社のこれからをといった旨を乾杯に取り込むとベターです。この際には、大きい声で参加者全員の注目を集めてやるという心持ちで行いましょう。
乾杯の際の例文
次に、乾杯の際の例文をご紹介したいと思います。実は、一括りに歓迎会といっても例えば、新入社員向けの歓迎会と中途社員向けの歓迎会では、少し相応しい挨拶が変わってきたりもするのです。ここでは、各場面によって相応しい乾杯の挨拶の例文とポイントについてまとめていきたいと思います。自分では、なかなか思いつかないという方は是非参考にしてください。
新入社員歓迎会の場合
皆さん、この度は入社おめでとうございます。会社はそれぞれの社員が助け合ってひとつの目標に向かって邁進することで成長していくものであります。どうか、失敗を恐れることなく、自分が信じる道を突き進んでください。これから一緒に頑張っていきましょう。乾杯!
新入社員歓迎会では、入社に対する祝福と会社・社会とは何であるのかということについて話すのがいいのでしょう。やはり新入社員にとって会社とは未知のものであって、不安が多いものです。その不安を少しでも和らげることができるような挨拶ができれば非常に心に響くものになるでしょう。
中途社員歓迎会の場合
〇〇さん、◾◾へようこそ。〇〇さんの入社を心から歓迎します。今までの経験はかけがえないもので、うちの会社にとって非常に大きな財産になると思っています。これから、共に議論して悩みながら一歩ずつ頑張っていきましょう。乾杯!
中途社員歓迎会では、うちの会社を選んでくれたことに関する感謝と歓迎の言葉、そしてこれまでの経験を活かして頑張って欲しいという激励の言葉を送りましょう。このような、挨拶をすればきっと自信を持って会社に貢献してくれる人材になってくれるはずです。
乾杯をする際の心構えとコツ
乾杯は、歓迎会の最初を彩る非常に大切なものです。この乾杯で、これからの数時間がどうなっていくかが決まっていくといっても過言ではありません。ここでは、その乾杯の際の心構えとコツについてまとめたいと思います。
まず、大きな声で参加者全員の注目を集められるようにしましょう。全員が注目していない中で乾杯をしてしまうと、歓迎会全体がダラダラとしたものになりかねません。なかなか難しいかもしれませんが、頑張りましょう。
そして、歓迎の気持ちを強く持ち、精一杯歓迎会を盛り上げようという意識を持つことが必要です。主役は何と言っても新入社員や中途で新しく入る社員であり、その社員たちを楽しませる努力をしましょう。例えば、乾杯の挨拶の際に流行りの芸能人の一発ギャグを取り込むなどすると更に歓迎会が盛り上がること間違いなしです。乾杯を任されたら、とりあえず1週間ほどテレビの流行に目を光らせておくといいかもしれませんね。
また、挨拶の際にはあまりダラダラと話さず簡潔に言いたいことを伝えるようにしましょう。やはり、主役は自分ではないという意識が必要です。あくまで、はなむけの一言である程度に考えておいてください。
まとめ
今回は、ベテラン社員さんに向けた、会社内での歓迎会の際の乾杯に関してのまとめでした。乾杯とはその会の盛り上がりを大きく左右する非常に重大な役目ではあります。今まで、様々な挨拶は経験されていると思いますが、歓迎会となると普段とは少し違った緊張感があり、不安になることも大いにあると思います。その際にはこの記事を参考にして、素敵な歓迎会の幕開けを飾れるようにしましょうね。頑張ってください!