宴会場選び迷っている幹事さん知っててほしい居酒屋の選び方

宴会場選び迷っている幹事さん知っててほしい居酒屋の選び方
宴会幹事さんの一番の大仕事といえばやはり会場選びということになるでしょう。ただ人数を把握して居酒屋に予約の電話を入れるだけではありません。その宴会を活かすも殺すも会場次第、幹事さんの腕の見せどころです。

どういう基準とどういう方法で宴会の会場を選んだら良いかを詳しく書いていきたいと思います。

 

  • インターネットで選ぶ
  • 口コミで選ぶ
  • 自分の足で選ぶ

そして失敗しないためにはこの3つを全て実践するべきなのです。

 

まずはインターネット

インターネットという便利なツールは利用しない手はありません。近頃は会場の範囲や種類で絞れるようなサイトもあります。ここでいくつか気になるお店をピックアップしていきましょう。

「食べログ」「ぐるなび」など口コミも書いてあるサイトは便利ですね。

「お店側のヤラセもあるからそういうサイトは信用できない」という意見もあると思います。

もちろんそういうこともあるでしょうが、ここはひとつ「ヤラセもあるだろう」という包括的な目で見るとよいでしょう。全てを鵜呑みにせず一歩引いてだいたいの雰囲気だけをうまく掴むようにしてください。

 

つぎに口コミ

社内をメインに口コミ調査をしてください。いくらネットの評判がよくても「ここ友達と行ったけど出てくるの遅かったよ」とか「いやーここ店はいいんだけどね。昔部長が粗相をして以来トラウマなんだよね」「えーここは嫌だ」なんて情報があるかもしれません。

信頼できる人の口コミはネットの情報に勝ります。是非いろんなところにアンテナをはって口コミを集めて下さい。

 

決め手は自分の足で

ネットと口コミで調べた結果を元に店の下見に行くことは大変重要なことです。

以下の失敗例を見てください。

《よくある居酒屋選びの失敗例》

  • 狭かった。狭すぎて余興も満足にできなかった。(下見不足)
  • お酒や料理が全然出てこない。(下調べ不足。まあ急に店員が休んだなどという不測の事態もあるが)
  • お酒の種類が少なかった(下見不足)
  • 個室じゃなかったのでスピーチや締めが微妙な感じに(下見不足)
  • 料理が不味かった。(下見不足)
  • 飲み放題じゃなくて皆が好きなだけ頼んだ結果予算オーバー(酒量予測間違いと下調べ不足)
  • 会場が遠かった(ネットでも調べられるので下調べ不足)

よくある失敗のほとんどが下調べ不足と下見不足なのではないかと思います。

そうです。ある程度の失敗は下見で防げるのです。

まず候補のお店を何店かに絞ったら下見のアポイントの電話をしましょう。「宴会の下見をしたいのですが」と言えば大抵のお店はOKしてくれます。この時、料理を食べるのであれば比較的すいている時間を聞いて行くとよいでしょう。

そして下見に行った際必ず聞いておくべき点をリストアップします。

  • 宴会に合うメニューはあるか
  • 予算に合うか
  • 人数に合う個室はあるか
  • 飲み放題の設定はあるか
  • 煙草が吸えるか
  • 突然キャンセルが出た場合のキャンセル料
  • 余興やゲームをやるならば可能か
  • 宴会の繁忙期はキッチンは何名でホールは何名で稼働しているのか
  • 何名ほどで回しているのかという質問は、聞くことに意味があります。これを聞くことによってこの日の宴会はスタッフの数を揃えておいてね、というこちら側からのプレッシャーになります。また忙しい時は○人は必要ということは慣れた店長さんならよくわかっているはずですから。

そして必ず目を通したいのがメニューです。メニューはその店の看板であり、美味しい店はメニューが美味しそうに作ってあるものです。お酒の種類や数も必ずチェックしましょう。やみくもに種類の多い店がいい店というわけではありません。社員の好みやバランスを見てくるようにして下さい。

できればその店で食事をしてくると良いでしょう。唐揚げと刺身を食べたらそのお店がだいたいわかるという強者もいらっしゃいます。是非定番商品を食べてその店の料理を把握してきて下さい。

「下見のためにわざわざ料理まで食べていたらお金がもったいない」という方もいらっしゃるかと思います。

いいなと思って行った店であれば今回宴会に使わなくても、決して無駄にはなりません。突然「今から飲みに行くぞ、どこかいい店知っているか?」というシチュエーションになった時にきっと役に立ちますから。

会社からのアクセスを考え、下見は必ず会社からスタートし、二次会会場までの移動もスムーズかどうかも自分の足で検証してみましょう。

以上の方法を踏まえた上で居酒屋選びを決める基準を並べてみました

 

居酒屋を選ぶ基準

料理

メニューをじっくり見ること。この店の一押しやおすすめが一目瞭然のはず。できれ

ば何点か食べて確認してから決めるとよいでしょう。

立地

理想は駅の近くで会社からも近いところ。二次会へのアクセスも良好であればもっと

良いですね。

店内

雰囲気を見て、今回の宴会のコンセプトに合っているか、人数に合う個室はあるか、

広さはどうなのか。トイレも確認。

飲み物の品揃え

日本酒、焼酎、ワイン、カクテル、ノンアルコールなどまんべんなく揃っているか。参加者の好みを聞いたうえで品揃えをチェックできればなおよい。

飲み放題の有無

飲み放題をつけて皆が安心して飲めるようにするのも心遣いです。飲み放題にできるメニューが決まっているところがあるのでそこも気をつけて。プラス料金でお酒の種類を広げることもできる場合もあり。大抵のお店では飲み放題の時間制限があります。

お店の時間制限

当然ですが都会であればあるほど時間制限はシビアになる傾向があるようです。地方の居酒屋だと繁忙期のみ時間制限があったり、全く無い場合も。(長くなると翌日に差し支えるので時間制限があるところのほうが喜ばれる場合もあります)

予算

いくらいいお店でも予算オーバーとなるようなら別の店を当たったほうが良さそう。

個人で営んでいるところは日程によって店長のさじ加減で少し安くしてくれたり、

飲まない人の料金設定をしてくれるところもあります。

全てがいいお店がいいに決まっていますが、迷ったときは上記の中で優先順位の高いものを選ぶようにしてみて下さい。

 

大手居酒屋チェーンと独立店との比較

多くの宴会サイトで取り沙汰されている大手居酒屋チェーン店を宴会会場に選ぶということは実際には有りなのでしょうか。

ここで大手居酒屋チェーン店を選ぶことのメリットとデメリットを挙げたいと思います。

 

メリット

    •  ノウハウがあり、マニュアルがしっかりしている
    •  基本的なものは大量に仕入れているので安い
    •  多くの場合個室の宴会場を持っている
    •  たいてい飲み放題の設定がある
    •  注文したいものをタッチパネルで選べるところが多く店員さんを呼ぶストレスがない
    •  駅前や大通り沿いなどアクセスが良いところに陣取っている

デメリット

    • 学生の利用が多い
    • マニュアルなのか元気のいい店員が時にうるさい
    • 低価格を売りにしているところは料理も安っぽい
    • チェーン店というだけで残念に思う人がいる

やはり一番大きいのは「チェーン店というだけで残念に思う人がいる」ではないでしょうか。

なぜチェーン店は残念な印象になってしまうのか。やはりそれは「学生の利用が多い」というように、自分たちが学生時代に(もしくはもっと若い頃に)よく利用したお店が大手居酒屋チェーン店だからではないでしょうか。

昔はよく使っていたけど、今は社会人。だから学生の頃に使っていたようなお店は嫌なのです。特別感がないというか、ありきたりというか。チェーン店が嫌な人の中にはそんな印象を持っている人が多いですね。

例えば同系列のチェーン店でも店名がまだ新しく、わりと年齢層が高めのお客様を狙っているチェーン店であれば文句は出にくいということもあります。

そのようなお店を探し当てればチェーン店の持つメリットとあわせて独立店をも凌駕するパフォーマンスを発揮することもあるでしょう。

 

個人で営む「独立店」のメリットとデメリッ

メリット

    • 幹事さんが頑張って探してきた感がある
    • その土地の美味しいものが出てきやすい
    • 店舗自体を貸切にすることもできる

デメリット

    • 価格はお高め(貸切にすれば特に)
    • 飲み放題の設定が無い場合もある
    • 仕入れの関係上予約した料理以外を頼むと品切れになっていることもある
    • アクセスはチェーン店ほど良くない場合が多い

やはり独立店の最大のメリットは「幹事さんが頑張って探してきた感がある」でしょう。

幹事力をアピールするのには一番手っ取り早く効果的です。

しかし価格の壁は高く、アクセスの悪さに阻まれることもしばしば。店主と交渉したり、タクシーをうまく使うなどでこれらをクリアしていきましょう。

 

大手居酒屋チェーン店の是非

結局のところ大手居酒屋チェーン店を宴会に使うのはどうなのでしょうか。場所によっては雰囲気もよく個室も使え、料理もお酒も品揃えは良いとあれば問題ないかと思います。内輪だけのカジュアルな宴会で余興やゲームももりだくさんという「盛り上がり重視型」の宴会であればチェーン店もおおいに活用すべきと言えます。

逆に料理重視、取引先を呼んでの正式な宴会とあらば少々高くても独立店を貸し切ってしまったほうが無難です。ホテルや旅館の宴会場を貸し切るという方法も視野に入れましょう。

場合によって、参加者によって、目的によって、臨機応変に宴会場所を選ぶと良いですね。

 

まとめ

営業でも取引でも「場の設定」とは良く使う言葉です。社内ではありますが、誰かをもてなし、お店と交渉もし、会を進行し、最善を尽くして場を設定し無事終わらせる。宴会の幹事の仕事はいわばこれからの仕事の縮図なのです。こういうことをうまくやり遂げる者は仕事もうまくやるだろうと、そういう目で上司は見ていますし、あなたに任されたのはそういうことなのです。

そして上司の期待に応えるために幹事さんに必要なのは「根回し」です。よく調べ、よく聞き、よく歩き、会社にとってベストな宴会場を探してください。