「イベントの幹事を任されたけど、どうやって盛り上げたらいいか分からない…」
「参加者が本当に楽しめる企画って何だろう?」
そんな悩みを抱えている幹事さんも多いのではないでしょうか。
近年、宴会やパーティー、会社の懇親会で大人気となっているのが「フォトブース」です。
写真を撮るだけでなく、思い出の共有やSNS映えも叶うフォトブースは、イベントの満足度を大きく高めてくれます。
ですが、「準備や進行が大変そう」「何を用意したらいいの?」といった不安もつきものです。
本記事では、幹事さんが安心してフォトブースを企画・運営できるよう、基本のやり方から成功のコツ、当日の進行、注意点、チェックリストまでを徹底解説します!
あなたのイベントが、参加者の記憶に残る最高の思い出になるよう、ぜひご活用ください。
目次
フォトブースとは?その魅力と活用シーン
まずは「フォトブース」についておさらいしましょう。
フォトブースとは、イベント会場の一角に設ける写真撮影専用のスペースのことです。
背景パネルや小道具(フォトプロップス)、照明を用意し、参加者が自由に写真を撮れるようにします。
フォトブースの魅力は次の通りです。
- 参加者同士の距離が縮まり、自然なコミュニケーションが生まれる
- 思い出に残る写真がたくさん撮れる(SNS映えも!)
- イベント自体の満足度・印象アップに直結する
- 会社やサークルの広報・記録にも活用できる
会社の歓送迎会や忘年会、部署単位の懇親会、サークルのパーティーなど、幅広いシーンで活躍します。
特に「交流を深めたい」「参加者に楽しんでもらいたい」という幹事さんにおすすめです。
フォトブース企画・設営の基本手順とチェックリスト
フォトブースを成功させるには、段取りと準備が鍵となります。
「何を用意すればいいの?」「どんな流れで進める?」という疑問を解消するため、ここではフォトブース準備の手順と、役立つチェックリストをご紹介します。
フォトブース準備の流れ
- 1. 目的・コンセプト決定
- 2. 会場選び・スペース確保
- 3. 必要な備品・装飾品のリストアップ
- 4. レイアウト&動線の確認
- 5. 当日の運営体制の決定
- 6. 告知・案内(参加者への周知)
- 7. 当日設営・最終チェック
それぞれのステップで押さえるべきポイントを、詳しく解説します。
1. 目的・コンセプトの決定
まずは「なぜフォトブースを設けるのか?」を明確にしましょう。
例えば、「新入社員の歓迎を盛り上げたい」「チームの一体感を写真で残したい」「SNSキャンペーンを実施したい」など、目的によって装飾や演出も変わります。
コンセプトを決めることで、備品選びや進行の方向性がブレなくなります。
2. 会場選び・スペース確保
フォトブースには、最低でも2〜3畳程度のスペースが必要です。
会場を選ぶ際は、
- 壁際や柱の横など、背景が確保できる場所
- 人の動線を妨げない位置(出入口付近は避ける)
- 照明が暗すぎないか、コンセントの有無
をチェックしましょう。
グルメプラスの会場検索なら、フォトブース設置可能な広めの会場も簡単に探せて安心です。
3. 必要な備品・装飾品リストアップ
以下のチェックリストを参考に、忘れ物がないように準備しましょう。
- 背景パネル or バックシート(テーマに合わせた装飾)
- フォトプロップス(吹き出し・ヒゲ・メガネ・帽子などの小道具)
- フレーム(インスタ風・デコレーション枠など)
- 立て看板やイベントロゴ
- 照明(卓上ライト・リングライト・LEDライト等)
- カメラ(三脚付きスマホ、自動シャッター、インスタントカメラなど)
- テーブル・椅子(小道具置き場や休憩用)
- 消毒用アルコール(小道具共用の場合)
- ゴミ袋やウェットティッシュ
- 進行用の台本・チェックリスト
当日に慌てないよう、1週間前までにリストアップ・手配を済ませておくのがベストです。
予算や手間を抑えたい場合は、100均やネット通販を活用しましょう。
4. レイアウト&動線の確認
設営前に、人の流れ(動線)をシミュレーションしましょう。
撮影待ちの列ができても邪魔にならないか、背景や照明を考慮した位置になっているかをチェックします。
また、
- 小道具の置き場は取りやすく整理
- 荷物置きスペースの確保
も忘れずに。
会場によっては、設営・撤収の時間も事前に確認しておくと安心です。
5. 当日の運営体制の決定
フォトブース運営は、幹事だけで回すのは大変です。
以下のように役割分担を決めておくと、スムーズに進行できます。
- 撮影係(カメラ担当・参加者の呼び込み)
- 小道具・背景の管理
- 進行・案内役(タイミングの声掛け、混雑時の整理)
参加人数が多い場合は、2〜3名のサポート体制をおすすめします。
6. 告知・案内(参加者への周知)
フォトブースの存在や利用方法は、事前にしっかり告知しましょう。
案内文例:
- 「会場内にフォトブースを設置します!ぜひ記念撮影にご参加ください」
- 「小道具もご用意しています。撮った写真はSNS投稿もOKです!」
当日も、案内ポップやスタッフからの声掛けで積極的に参加を促すと盛り上がりやすくなります。
7. 当日設営・最終チェック
会場入りしたら、設営・動作確認を必ず行いましょう。
チェック項目例:
- 背景・装飾が崩れていないか
- カメラや照明が正常に作動するか
- 小道具が十分に揃っているか
- 動線・安全面に問題がないか
事前にリハーサルを行うと、当日の進行が格段にスムーズになります。
【保存版】フォトブース幹事用チェックリスト
- □ 目的・コンセプトを決めた
- □ 会場・スペースを確保した
- □ 備品・小道具をリストアップ&手配
- □ レイアウト・動線を確認
- □ 役割分担を決めた
- □ 参加者へ事前告知をした
- □ 設営・動作チェックを行った
- □ 撤収・片付けの段取りも確認
チェックリストを印刷して、当日も手元に置いておくと安心です。
フォトブース当日の進行・やり方と盛り上げ方
フォトブースの準備が整ったら、当日の進行がイベントの成否を左右します。
ここでは、フォトブースの運営手順・進め方・盛り上げ方のコツを具体的に解説します。
フォトブース進行の基本台本・例文
司会や呼び込み担当は、以下のような台本例を参考にすると場が和みます。
- 「皆さま、本日はご参加ありがとうございます!会場奥にフォトブースをご用意しました。ぜひお気軽にご利用ください」
- 「撮影用の小道具もたくさんご用意しています。ユニークな写真、SNS映えする写真、どんどん撮ってくださいね!」
- 「写真はご自身のスマホでも、こちらのカメラでも撮影OKです。困ったことがあればスタッフまでどうぞ」
ポイントは、「恥ずかしがらずに参加できる雰囲気づくり」と「スタッフの明るい声掛け」です。
最初に幹事やリーダーが率先して撮影すると、他の参加者も続きやすくなります。
フォトブース当日の流れ・手順
- 1. 開始アナウンス・参加者への案内
- 2. フォトブースで自由撮影(小道具の貸し出し・お手伝い)
- 3. 撮影した写真の確認・シェア(SNS、グループLINE等)
- 4. 混雑時の整理・案内
- 5. 終了アナウンス・撤収準備
参加者が多い場合は、グループごと・チームごとに撮影時間を割り振るとスムーズです。
「〇〇チームさん、次の順番です!」といった声掛けも有効です。
盛り上げるコツ・工夫
- テーマに合わせて小道具や背景を工夫(例:クリスマス、ハロウィン、会社ロゴ入りパネルなど)
- 「ベストショット賞」など、ちょっとした表彰や景品を用意
- 撮った写真をその場で印刷・配布、またはデータ共有
- SNS投稿キャンペーンを実施(ハッシュタグを決める)
- 幹事・スタッフが率先して盛り上げ役に徹する
「照れる人が多い…」という場合は、全体で集合写真を撮るタイミングを設けるのもおすすめです。
また、BGMや照明で雰囲気を演出することで、より楽しい空間になります。
フォトブース運営の注意点・マナー
フォトブースを安全かつ快適に運営するためには、いくつかの注意点とマナーがあります。
事前に把握しておくことで、トラブル防止や参加者満足度アップにつながります。
フォトブース注意点・チェック項目
- スペースが狭すぎないか(混雑・転倒に注意)
- 小道具の衛生管理(消毒・使い回しの配慮)
- 個人情報・肖像権(写真のSNS投稿は本人同意を得る)
- 会場の備品や壁を傷つけないよう配慮
- お酒の席では、酔った方の転倒・破損に注意
- 撮影待ちの列ができた場合の整理・声掛け
- 終了時間・撤収の段取りも事前に確認
また、撮影した写真の取り扱いについても、事前にルールを決めておくと安心です。
「撮影OK・NG」や「SNSアップ時は○○のハッシュタグをつけてください」など、明確に案内しましょう。
フォトブース利用時のマナー
- 順番を守る・譲り合う
- 小道具は丁寧に扱い、使い終わったら元の場所へ
- 他の人の写り込みに気を付ける(特にSNS投稿時)
- 会場や他の参加者に迷惑をかけない
- 写真を撮られるのが苦手な方への配慮
幹事さんが率先してマナーを伝えることで、全員が気持ちよく楽しめるフォトブースが実現します。
フォトブース終了後のフォロー・写真共有方法
イベントの余韻を長く楽しんでもらうために、フォトブース終了後のフォローも大切です。
撮影した写真の共有や、お礼のメッセージなどを工夫しましょう。
写真共有のおすすめ方法
- グループLINEや社内SNSでアルバムを作成・共有
- GoogleフォトやDropbox等のクラウドにまとめてURL配布
- ベストショットは印刷して配布・掲示
- 会社やサークルの広報用にも活用
写真共有時には、「SNS投稿は本人同意の上で」など、プライバシー配慮も忘れずに。
お礼・感謝の伝え方(例文付き)
フォトブースを通じて盛り上がったこと、協力してくれたことへの感謝を、終了後にしっかり伝えましょう。
例文:
- 「本日はフォトブースへのご参加、ありがとうございました!素敵な笑顔がたくさん撮れました。アルバムを共有しますので、ぜひご覧ください。」
- 「皆さんのおかげで、イベントが大成功でした。写真はグループLINEにアップしています。お気に入りがあれば、ぜひSNSでもシェアしてください!」
簡単な一言でも、「楽しかった」「またやりたい」という気持ちが伝わると、次回のイベントも盛り上がりやすくなります。
幹事さんのためのフォトブースQ&A
最後によくある質問にお答えします。
困ったときのヒントにご活用ください。
Q. フォトブースの予算はどれくらい?
装飾や小道具を100均や手作りで用意すれば、数千円程度で十分楽しめます。
本格的な背景パネルや照明をレンタルする場合は、1万円〜が目安。
会場によっては、フォトブース付きのプランもあります(グルメプラスで検索可能)。
Q. 参加者が恥ずかしがって集まらない場合は?
幹事・スタッフが率先して楽しむ、「ベストショット賞」などのミニイベントを設ける、全員で集合写真を撮るタイミングを作る、などで自然に参加者が集まってきます。
声掛けや雰囲気づくりが大切です。
Q. 写真の管理やSNS投稿で気を付けることは?
個人情報・プライバシーに配慮し、「SNS投稿は本人同意の上で」というルールを設けましょう。
社外秘の情報や、写りたくない方がいないかも事前に確認を。
Q. 会場選びで気をつけるポイントは?
フォトブース用のスペースが確保できるか、照明やコンセントの位置、搬入・撤収のしやすさなどをチェックしましょう。
グルメプラスなら、用途や人数・設備条件で最適な会場をスムーズに探せます。
まとめ:フォトブースでイベントを最高の思い出に!
いかがでしたでしょうか。
フォトブースは、幹事さんの「ちょっとした工夫」と「段取り力」で、参加者全員の思い出を彩る特別な企画に変わります。
本記事でご紹介した準備・進行・注意点・チェックリストを活用すれば、初めての幹事さんでも安心してフォトブースを運営できます。
「みんなが笑顔になるイベントを作りたい」「思い出に残る写真を残したい」
そんなあなたの想いを、フォトブースでぜひカタチにしてください。
会場探し・段取りに迷ったら、グルメプラスの会場検索・予約サービスもご活用ください。
幹事さんの挑戦を、心から応援しています!