飲み会での話題はこれだ! タブーもあるよ

飲み会で話すことがない、話題についていけない、という理由から飲み会が好きでない人が増えています。確かに一昔前と比べて「個人」「個性」にスポットが当たり、個々人の好みが尊重されることで価値観が多様化、同好の仲間は別として、 […]

飲み会で話すことがない、話題についていけない、という理由から飲み会が好きでない人が増えています。確かに一昔前と比べて「個人」「個性」にスポットが当たり、個々人の好みが尊重されることで価値観が多様化、同好の仲間は別として、会社では飲み会でなくとも話題を見つけることが難しいのが現状です。

そんな時代ながら、少なからず飲み会に出席しなければならないことがあります。そんな時、何を話すか、どんな話題を提供できるか、相手が話題を示した場合、どう反応していくか、といった接し方の基本なども含めて、飲み会でのふさわしい話題とは、どんな内容なのかを見てみました。

飲み会での話題、話すことがない時の対処法

「飲み会は嫌いではなく、誘われれば出席するけど、積極的に飲み会を企画したりはしないし、何がなんでも出るというわけでもない」と飲み会を考えているあなた。お酒や料理はまずまずで味わえるけど、何を話せばいいのか、話題がないし、会話も上手なほうではなくて困るのが難点、と思っていませんか。そんな方に、飲み会の楽しみ方を伝授するのが本項の目的です。

会社の飲み会の話題としてふさわしそうな事

まず、会社の飲み会の話題としてふさわしそうな項目を箇条書きにしてみます。

  1. 仕事について
  2. どこに住んでいるのか
  3. 出身地など
  4. 趣味の話
  5. 休日の過ごし方
  6. お酒や料理のこと

会社の事は飲み会の話題で一番無難

最初の仕事の話は、一番無難な話題です。飲み会を良い機会と捉え、分からないことや疑問に思ったことを、素直に質問してみましょう。相手は、よくぞ聞いてくれた、という感じでくどいほど説明してくれるでしょう。上手な相槌を忘れずに。次の住んでいるところは、○○線沿線、という答えから、相手に想像させるのも手です。

出身地や居住地を聞くのも話題提供のきっかけに

知っている駅名を挙げていく相手との会話のキャッチボールになります。出身地についても同様です。すぐに答えず、どこだと思うかを例えば北の方とか、関西以西などとヒントを出して、相手の回答に「近い」とかもう少し西」などと教えれば、結構盛り上がります。もちろん、相手の出身地を聞くのを忘れずに。

趣味の話は飲み会の話題ではグレーゾーン

趣味の話は、自慢話につながり、相手がうんざりすることもあるので、あまりコアな話は避けた方がいいかもしれません。休日の過ごし方も独身者の場合は、暇ならデートしませんか、という結末になりそうなので要注意です。お互いに気があるのであれば別ですが。

お酒や料理の話も飲み会の話題には最適

お酒や料理の話も、案外広がっていくものです。飲み会中のお店の料理から、どこのお店の○○が絶品とか、珍品が食べられるお店や、格安で満腹になるお店、クーポン利用で割引があるなど、連想ゲームのように次々に思い浮かぶことでしょう。そうなれば話題として立派に成立です。

飲み会にふさわしくない話題とは

続いて、飲み会にふさわしくない話題として以下にいくつか上げます。

  1. 同僚に限らず、他人の悪口
  2. 説教や愚痴
  3. 身体的な特徴
  4. 自慢話
  5. 宗教の話

悪口、説教、愚痴などは飲み会の話題に不適

他人の悪口は、飲み会ならずとも、ふさわしくありません。飲み会ではお酒が入って気が緩み、輪を掛けた悪口に発展してしまいます。相手が賛成しようものなら、止まらなくなり、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、ということになって悪口大会になってしまいます。会社の飲み会では大きなタブーです。

身体的な特徴の話題もタブーなので避ける

次の説教や愚痴は、つい部下や同僚に対して言ってしまいがちですが、理性を失わずに対応しましょう。つい言ってしまったら、とりあえう酔ってきたかな、の一言で逃げて話題をそらすのが賢いやり方です。身体的な特徴の話もいけません。顔が大きいとか鼻が大きいといったパーツの話から、太っている、髪が薄い、などはダメです。

長い自慢話や宗教、政治もふさわしくない

自慢話は、少しであれば「へぇー」と驚かれておしまいですが、延々と続くとなると、さすがに飽きられます。自慢話を酔った勢いで炎上させないように。宗教もタブーです。無宗教的な日本ですが、親族などが宗教に関係していたり、悪口を言ってしまうもの。箇条書きには加えませんでしたが、政治の話題も熱が入りすぎてしまうので、やはり話題にするべきではありません。

飲み会ではタブーとされる話題は避ける

さて、飲み会のふさわしい話題と、そうでない話題をまとめて説明してみました。常にふさわしい話題で終始する、という飲み会もつまらないかもしれませんが、やはりタブーとされる話題は、避けるべきです。

話題が途切れた時は自分のコトを話す

最後に、話題が途切れた時やどうしても続かない場合の話題として、自慢話ではなく、自分の身の回りの話を切り出してみます。例えば、週末に洗濯を干してゲームに熱中していて雨に気づかず、もう一回やり直した、とか風邪をひいた時に好きな食べ物をたらふく食べて寝たら直った、というように。

ともかく、飲み会に苦手意識をもたずに、アンテナを張って情報収集し、面白そうな話題を覚えておくことです。そうした記憶は、困った時にふっと出てくるものです。