会社の飲み会出欠の差で出世に影響するのか

かつて、会社の飲み会に出ないと出世しない、と言われ、実際に上司の覚えがよく飲み会にもほとんどついて行くという社員の方が出世が早かった、という例が多くあ...

かつて、会社の飲み会に出ないと出世しない、と言われ、実際に上司の覚えがよく飲み会にもほとんどついて行くという社員の方が出世が早かった、という例が多くありました。飲み会への出欠数だけで昇進に差が出たとは言い切れませんが、少なくない影響があったようです。

昨今では、飲み会出欠の差による出世への影響はなくなっているものの、部下を評価する上司も人間です。慕ってくる部下、飲み会でも上司を機嫌よくさせる部下には、高めの評価をすることもあるでしょう。飲み会に行かない、行きたくないという考えが大勢を占める中、飲み会で出世に影響する高評価を得る方法をまとめました。

飲み会と出世の関係

30代前半の男性営業社員が働くのは都心にある大手証券会社の本店営業部。入社10年を過ぎた今は会社のオモテウラの事情も分かり、ソツなくこなしています。お酒は強い方ではありませんが、会社はもとより営業部の飲み会にも、これまでほとんど皆勤で出席してきました。

残業、飲み会は昇進に影響?

同期入社ではトップ5に入る好成績が続き、4年前に課長に昇進しました。外回りと電話、メールが主という営業部で残業をものともせずに頑張ってきたおかげの昇進で、出世街道まっしぐら、将来も安泰だと思っていました。しかし、先月、学生時代の同好会仲間との飲み会に参加した際、気になる話題が出ました。

職種が同じでも業種によって出世に差が出る時代

学生時代に仲の良かった同期の一人で、要領よく立ち回ることで組織内の覚えがいい、という男性がいました。現在は中途採用で外資系のルート営業として働いており、ほとんど残業もなく、出世に影響あるとされる飲み会にもほとんど出ていない様子。にもかかわらず、給料は証券会社の彼より1、2割少ない程度でした。

飲み会に行かない部下より行く部下が出世するか

会社の飲み会への出欠が昇進や出世に影響するか、に対する問いは、かつては本流でしたが、昨今は表立ってはない、といえます。とはいえ、先にも述べましたが、昇進等の評価をするのは人間ですから、飲み会に誘って付いてこない部下より、付いてくる部下に良い点を付けてしまうものでしょう。

飲み会で上司からの評価に影響しそうなポイント

そうした前提で、飲み会でのどんな点が上司の評価を良くするのか、いくつか例をあげて、それぞれ説明してみました。効果がありそうだ、と思えるような内容があれば、次回の職場の飲み会から実践してみてはどうでしょう。ダメもとでトライしてみて損はない応対もあるでしょうから。

オーソドックスな酌をして回ることが出世に繋がる

飲み会参加で出世している、と思われている社員が、飲み会で上司に行っている対応のうち、主なものを5つ紹介します。まずは、酌をして回ることです。単純に上司に気に入られたいがための行動でしょうが、案外効果があるようです。きちんと接することがカギのようです。

会社の飲み会では聞き役に徹することが重要

次は、聞き役に徹することでしょう。お酒が入ると自分の意見ばかり言って相手を納得させようとする人が多いのですが、ここは理性でグッとガマン、相手の話をひたすら聞くこと、さらにいろいろな人の話を聞くことも大事です。とにかく聞き役を静かにこなすのが出世につながるようです。

自然体の会話を心掛け、持ち上げるような言動は少なく

聞き役として酌して回る、ことに加え自然体の会話ができることも重要です。わざとらしい持ち上げ、ヨイショも時には必要でしょうが、ほとんどは逆効果になります。聞き役としてふるまっているのであれば、時折の発言がヨイショでは、太鼓持ちと思われても仕方ありません。

会社の飲み会なら周囲への気配りも不可欠

酌をして回っている時には、周囲への気配りも忘れてはいけない態度です。飲み会に出席している皆が楽しめるような気配りは千金に値するでしょう。表立って人気者になるのは目立ちすぎですが、たまには参加者全員から注目されて、全員から愉快な笑い声が出る、というような応対も飲み会中、一度は必要です。

飲み会は節度を持って楽しむ態度が好感に

聞き役に徹することに繋がるかもしれませんが、自身が飲み会を節度を持って楽しむことも忘れてはなりません。嫌な酒癖があっても出さず、悪口や他者をおとしめるようなことは言わず、上品といっては言い過ぎでしょうが、バタ臭くない態度で終始飲み会を楽しむことがカギなのです。

会社の飲み会で出世につながりそうな行い5つ

以上述べた5点の飲み会出席で出世につながりそうな所作を箇条書きにしました。

  • 酌をして回る
  • 聞き役に徹する
  • 会話は自然体で
  • 周囲への気配りを忘れない
  • 節度を持って飲み会を楽しむ

人間を評価するのは人間、気に入られれば得

昨今は会社の飲み会自体が減ってきている傾向にあるようです。職場の飲み会へ行かずに、平素の業務実績で評価され、昇進、出世したい、という考えが大半でしょう。それはそれで正しいことです。しかし、何度もいうように評価者も人間、おべんちゃらではなく、上記の5点をこなして飲み会に付きあう人に良い点をあげるのは仕方ないことなのではないでしょうか。