接待や飲み会でマスターしたいマナーまとめ!

飲み会では挨拶や座る順番など考えることが多く「どうしてここまで気にする必要が!?」と疑問に思ったことのある方も多いのではないかと思います。 しかし、飲み会での特殊なマナーを考えないで上司の接待をしてしまうと社会人の信用や […]

飲み会では挨拶や座る順番など考えることが多く「どうしてここまで気にする必要が!?」と疑問に思ったことのある方も多いのではないかと思います。

しかし、飲み会での特殊なマナーを考えないで上司の接待をしてしまうと社会人の信用や信頼を失うなど、タイヘンな事態になりかねません。覚えておくことで確実に自分のポイントになるので、是非覚えておきましょう!

飲み会での基本中の基本のマナー!

さて、それでは知っていて当然!な飲み会の基本中の基本のマナーをご紹介したいと思います!

座る場所は下座

基本中の基本「座る場所」!新人や若手社員の座る場所と言えば下座ですね。飲み会の座席にはランクが存在するんです!

一般に出口に一番近い席が「下座」と呼ばれ、最もランクの低い人が座る場所です。反対に出口から一番遠く、奥(角)に位置している席が「上座」と呼ばれています。多くの場合、新入社員・若手の席は下座に配置される事になっているでしょう。

上座に座るのは役職の高い方や年配の上司たちです。また、下座がどこか分かりにくい飲み屋さんもあるので、わからない時は上司に「下座の場所って・・・」と尋ねてみるのも良いかもしれません。「コイツ、下座に座るとはわかってるな」と上司にあなたのマナーの良さが認められます。

大皿の料理は取り分けましょう!

上司や若手の大勢が集まる飲み会や接待では必ずと言っていいほど、大皿料理が出されます。大皿料理とは大きめの器に人数分の料理が盛られており、そこから自分の食べる分を取るアレです。

普通に考れば「食べたい人が自分で取ればいいのでは?」と思うところですが、ここはきちんと取り分けましょう。そして料理が到着してすぐ取り分けると、あなたの印象がグッと良くなります。

しかしこの時、「役職の高い人から」順に取り分けるように注意してください。例えば、部長、係長、先輩上司、自分の4人での飲み会の場合は部長⇒係長⇒先輩の順で取り分けます。また、接待等で他社の方も参加されている場合は『他社の方から』優先的に取り分けましょう。盛りつけ方がキレイだとベストですよ♪

上司の飲み物が無くなる前に、次のドリンクを頼もう

飲み会や接待の場では「お酒やソフトドリンク」などの飲み物に、常に気を配りましょう。上司の飲み物があとどれぐらい残っているかを、会話しながら注意して見ておいて下さい。

飲み物の残量が残り3分の1程度になっていたら、すぐに「次の飲み物どうされますか?」と尋ねましょう!上司の飲み物がない!という状況になってしまわないようにご注意を。

飲み会や接待の場でこの状況を作ってしまうとマズイです。また、飲み物を尋ねた時に「どうしようかな・・・」と上司が迷う場合もあるので、ドリンクメニューを渡せる準備しておくと尚良いですね。訊くと同時にメニューを差し出すのもスマートです。悩む時間をつくることなく、次の飲み物をサッと頼むことができますので。

ちなみに個人的経験からすると、同じものを3杯ほど頼んだ後は「別の飲み物に」と切り替えたがる人が多い気がします。参考までに。

会計は主賓に見えないように隠れて行おう

一般的には接待で使うマナーですが主賓に会計金額やレシートなど見られないように注意しましょう。飲み会(特に接待)の場では「会計の詳細や支払いのお金(現金)」が見えることはNGです。

例えば、取引先の方を接待する場合、会計は自分(会社)が払うことになります。その飲み会の場でに店員さんに渡される伝票や、レジ前でお会計している現場を取引先の方に見せてはいけません。伝票(レシート)を渡されたら見えないように、自分の手元に隠しておきましょう。

また、会計は飲み会の最後の挨拶の時にするのではなく、終わりそうな雰囲気になった時に行います。終わりそうな雰囲気とは「食べ物や飲み物を注文しなくなった」「話が途切れがちになった」という状況です。

そんな場合は「ちょっとトイレに」と飲み会の会場を抜けて、店員さんにお会計を頼みましょう。上司や取引先の方が帰ろうとした時には、すでに会計が終わっている事になるのでとてもスマートですね。

ご馳走になった場合は店外で待ち、お礼を述べる

新入社員や若手の場合、食事や飲みを上司にご馳走してもらう場合もあるかと思います。新人の社員としては節約できて嬉しいですが、油断してはいけません。ここでも上司はマナーを見ています。

確実に奢ってもらえる場合でも、会計時には財布を出しましょう。出さないのは不作法とされています。なぜなら、自分が女性とデートに行った場合で考えてみると奢ると分かっていても、お相手の女性には「財布ぐらいは出して欲しい」と思ってしまいますよね?それと同じ事です。

財布と出すことで「奢ってもらうのは申し訳ない!」と上司にアピールするのです。そうすると「いいよ」と上司が会計をしてくれます。そう言われてからお店のドアを開けて外に出て待ちましょう。もしも上司の後ろ待ってしまうとお会計時に、飲み代の詳細や現金が見えてしまいます。

また、上司のサイフの中身まで見えてしまうと・・・失礼ですよね?ですので、お店の外で待つのが正しいマナーです。上司が出てきたら「ごちそうさまでした!」と挨拶とお辞儀で出迎えましょう。

飲み会の後、翌日が一番大切!!

飲み会を無事に乗り切って一安心のアナタ!油断は禁物です。飲み会の翌日が実は大切なんです!ここでしっかりと前日のお礼を言えるかどうかがカギになっています!必ず朝出社したら、上司にお礼を言いましょう!

飲み会後、お店を出た時にお礼伝えるのは当然ですが、翌日の朝にもお礼が必要です。あまりする人がいないこのタイミングでお礼を言えるかどうかがとても大切になってきます。

「昨日はご馳走様でした!」と伝えることで上司は「しっかりしていて礼儀正しいな」という印象を持つでしょう。お礼は直接伝えるのがベストですが、出来ない場合はメールでお礼をしましょう。タイミングによっては迷惑になるかもしれませんので、直接言えない場合はメールが無難です。

 

まとめ

今回は飲み会や接待でのマナーについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

飲み会や接待では美味しい料理やお酒に酔ってしまい、つい礼儀を欠いてしまうことがあるかもしれませんが、上司は見ていないようで礼儀やマナーをしっかりと見ています。

仕事には関係ない!と言わず、マナーや接待方法を覚えてソンはないですよ?ぜひマスターしてくださいね!