新入生が入学する春。キャンパス内では各サークルの新入生勧誘合戦が繰り広げられますが、うまく歓迎できるやり方はないのでしょうか。
新入生の歓迎は中々に大変なことで、サークルによっては「豪華な飲み会」で釣ったり、綺麗なイラストが描かれたパンフレットやポスターで釣ったりと、毎年勧誘方法で頭を抱える方も多いことと思います。この記事では新入生を効率的に勧誘する方法と、勧誘がうまくいかないときにすべきことについてご紹介します。
目次
新入生を勧誘するコツとは
会社にもサークルにも新人が入ってくれないと活動が停滞し、最後は消滅してしまう事もあります。兎にも角にも新人を確保するのが最優先。ここでは新入生の興味を引くコツをご紹介します。
イラストのキレイなチラシを作って配る
チラシのイラストがキレイだと勧誘が大きく捗ります。イラストの出来は成否に反映されるといっても過言ではないでしょう。デザイン性が高いというよりは『分かりやすい&読みやすい』が制作のポイントです。「サークル名」「活動内容」「メールアドレス」といった基本的な情報はもちろんですが、記載する情報はシンプルに書くよう心掛けましょう。
チラシを作り慣れていないと重要情報さえ記載し忘れることもあります。活動が毎日ではない場合、「毎週〇曜〇時より活動」など日付けと時間も記載しましょう。「サークルの人に会いたいがどこに行けばいいのか分からない」といったことにならないように注意が必要です。デザインや配色、シンボルマークやアイキャッチ写真、イラストなどを盛り込んでキレイなチラシ&ポスターを作りましょう。
ユニフォームなどサークルの服装で勧誘
外見は活動内容をすぐに理解させるのに役立ち、新入生の判断材料にもなります。サークル名入りのユニフォームやTシャツ、ウインドブレーカーは『しっかりサークル活動しているぞ!』というアピールになる他、普段はだらしない服装をしている人でも清潔感やしっかりした印象を与える事ができるでしょう。
活動内容を分かりやすく伝える
新入生に話を聞いてもらえることになった時はサークルの活動内容を分かりやすく伝えることが重要です。「入ってみたら分かる」というノリでは、不安から敬遠されてしまいます。
もしもサッカーやテニスといった体育会系のサークルの場合ではスポーツを楽しむだけのノリなのか、大会出場など好成績・高順位を狙うようなものなのかで違います。新入生が気になる情報をしっかり伝えないと躊躇ったり、すぐに退会したりとお互いの認識の不一致により苦労することになります。
明るくて楽しい雰囲気のサークルだと理解してもらう
サークル活動は大学生に必須ではありませんが、新入生はそれぞれ「スキルを身に付けたい」「大学生活を楽しみたい」といった思いをいだきながら楽しそうなサークルを選んでいます。ですから表情が暗いサークルや、楽しいイメージのないサークルは踏み込みにくいのです。暗い雰囲気を出さないように注意しましょう。
これはNG!やってはいけない勧誘方法!
意気込んで勧誘するのは大事ですが、勧誘しようとする気持ちが出すぎるとびっくりして新入生に引かれてしまいます。具体的には以下のような勧誘にならないよう気をつけましょう。
ハイテンションすぎる
明るく楽しい空気をアピールするのは大事ですが、初めて会う新入生のことも考えて勧誘しましょう。ハイテンションは打ち解けた仲間でないとついていけないものがあります。またノリが軽すぎると新入生にいらない警戒心を与えてしまいます。
強引な上にしつこい
しつこく強引な方法はサークル勧誘に限らずどんな場面でも嫌がられることですね。しつこく続ければ続けるほどに気持ちが離れてしまいます。強引に誘ったところで印象が良くなったりする可能性は殆どありません。断られたら潔く諦めて引き下がりましょう。
1対 多数
大勢に囲まれての勧誘はされている新入生からすれば恐怖を感じる人もいるでしょう。もしも大勢で声を掛けるなら、新入生が複数いる時に話しかけるようにしましょう。
新入生歓迎会の上手な店選びとは
「別に入らなくてもいいから」というスタンスでサークルの飲み会へ誘う場合も多いと思います。この時大切になってくるのが会場となるお店選びです。
お店はなるべく落ち着いた暖色系の照明で、かつ食べ放題&飲み放題つきのプランがあるお店を選びましょう。個室系居酒屋か同じく個室系の焼肉屋であれば問題ないかと思いますが、特に注意したいのは新入生の多くが未成年であることです。
モラルを大切にして歓迎会は食事会として考えましょう。見栄を張り過ぎてお店選びで失敗しないよう高級すぎるお店やバーは避けましょう。
まとめ
新入生を上手に歓迎する方法についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
勧誘とは広報活動です。サークルの勧誘に限らず知らない相手に『魅力』を売り込み、正しく知ってもらう必要があります。
そのためには、自分たちの勧誘がどう見えるのかを意識しつつ、聞く相手に分かりやすく示すことがポイントです。イラストの作成やTwitter等での告知もしっかり行い魅力やメリットをアピールして、多くの新人を集めて盛り上がりましょう!