【2024年最新】飲み会の強制参加は危険!?パワハラになる可能性をチェック!

年末年始や週末にちょっと憂鬱になってくるのが会社の飲み会です。中には参加を強制してくるような会社もあり、注意が必要になってきます。もちろん、職場での飲み会が楽しみ!という方もいらしゃると思うので一概には言えませんが、「仕 […]

年末年始や週末にちょっと憂鬱になってくるのが会社の飲み会です。中には参加を強制してくるような会社もあり、注意が必要になってきます。もちろん、職場での飲み会が楽しみ!という方もいらしゃると思うので一概には言えませんが、「仕事終わりの時間が強制的に奪われてイヤ」と思ってしまうのはおかしくないですよね。

勤務時間はともかく、退社後は自分の自由な時間として好きに過ごしたい!と誰もが思うはず。そもそも飲み会の強制参加はパワハラや法律違反に当たらないのでしょうか??今回は飲み会強制参加について考えてみたいと思います!

そもそも飲み会の強制参加ってアリ?

はじめに『労働時間』とは会社が従業員を時間的に拘束し、指揮下に置くもの全てをさします。会社が「必ず参加しろ」と主張するのであれば、それは労働時間に当たり、賃金を払う義務があります。というよりも、労働時間外に「強制参加」ということ自体が法律違反なのでは?と思う方もいるのではないでしょうか。

労働時間後の活動は個人の自由であり、飲み会は任意のもの。任意ということは当然ながら参加・不参加は個人の自由です。つまり、強制参加はちょっとおかしなことだということです。

飲み会に参加した場合は労働時間に含まれる?

強制で飲み会に参加せざるを得ない場合や、「飲み会に欠席すると勤務評価に響く」といったペナルティがある場合は、間違いなく労働時間です。しかも飲み会に参加した時間(労働時間)は、法定労働時間を超す場合もあるので、賃金が割増しになる可能性もあります。そうなると会社側では人件費がかさむわけですから、費用を抑えるためにも参加は任意とした方が良いはず・・・

飲み会の強制参加はパワハラ?

『労働時間後に飲み会を強制参加、もしくは参加を強要される。』とこれはもうパワハラでは?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここで、『パワハラ』の意味を説明しておきましょう。

パワーハラスメント(和製英語: power harassment)とは、社会的な地位の強い者(政治家、会社社長・役員、大学教授など)が、「自らの権力(パワー)や立場を利用した嫌がらせ」のこと。略称は「パワハラ」、加害者は名誉毀損(めいよきそん)、侮辱罪の刑事責任を問われる場合があり、民法の不法行為や労働契約違反も成立することがある

(出典:https://goo.gl/EL4xnB)

パワーハラスメントとは職場内の優位性を背景に、業務の範囲を超えて精神的もしくは肉体的苦痛を与えたりすることで職場環境を悪化させる行為です。忘年会の参加を強制させる行為は含まれない可能性がありますが、もしも特定の個人にのみ参加させない、仕事の延長上にない飲み会への強制参加はパワハラにあたる可能性が高いです。

飲み会のスマートな断り方

出来るだけ人間関係に波風をたたせず、めんどうな出来事は避けた方が無難です。「参加したくはないが、参加した方が後の人間関係も楽だし・・・」という気分で飲み会に参加しても楽しめないのではないでしょうか。ですので、お悩みの方のためにスマートな断りの方をいくつかご紹介します。

子どもの世話を主張

お子さまがいる家庭なら、いつでも使える最強の断り文句です。女性社員がこれを言っても飲み会への参加をゴリ押ししてくる会社はまずないでしょう。もちろん男性の場合でも使えます。子どもがいない場合は「親のお世話・介護」という理由を使いましょう。家庭の事情は一番聞きにくいところですから、スマートな断り方のひとつです。

病院にいく予定がある・体調不良

実際には健康で仮病となってしまい、ウソをついてしまった事に心が痛む場合は、歯や身体の検査予約を入れてしまうのが良いでしょう。特に歯の検診は定期的に行ったほうが良いですし、実際に予約を取ってしまった場合は予約日を変更しろとまで言われません。

体調不良を訴えた場合でも、その後強制的に飲み会に参加させることはまずないでしょう。しかし、何度も使える理由でもないので、注意が必要です。

飲み会のある週はまとめて休む

事前に忘年会の日をリサーチしておく必要がありますが、週末開催の飲み会の場合、その日に有給を使用するのもアリ。とはいえ、旅行のため休むと伝えてしまうとおみやげを用意する必要もあるでしょう。つまり、様々なところで気を遣わなければならなくなります。

この方法だと忘年会や新年会など、比較的時期を読みやすい時に有休申請を出しておくと結果的に参加できないので飲み会でイヤな気分になることもありません。

理由を伝える前に「申し訳ございませんが」と一言添えることで、よりスマートに断ることができます。「参加したかったが…」という申し訳なさを出せば相手も悪い気はしません。

まとめ

飲み会の強制参加はパワハラに繋がる可能性があります。会社での付き合いをうまくしていきたい場合は参加するのもアリですし、そもそも飲み会の場が好きという方は、参加すればいいでしょう。しかし、どうしても会社の飲み会が嫌という場合は、紹介してきた断り方を使うのもアリ。

会社の雰囲気や風潮に流されてしまったり、会社での居心地を心配して参加してしまう必要はありません。飲み会やイベントは職場の人間関係を滑らかにするものであったとしても、強制的に参加させる権利は会社にはないので、参加したくない場合は理由をつけてキッパリ断ることが大切です。

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