歓迎会の挨拶でうまく締めるコツ

新入社員に向けた会社の歓迎会は、普通の宴会とはなんだか違う独特な緊張感がありますよね。そうなってくると、締めの挨拶を任された時にどうしたらいいのか分からなくなってしまいます。普段はなんとなく聞いていた締めの挨拶もいざ自分 […]

新入社員に向けた会社の歓迎会は、普通の宴会とはなんだか違う独特な緊張感がありますよね。そうなってくると、締めの挨拶を任された時にどうしたらいいのか分からなくなってしまいます。普段はなんとなく聞いていた締めの挨拶もいざ自分が任される、さらに独特の緊張感溢れる歓迎会となると悩みに悩んで宴会自体楽しむことも難しくなってしまいそうです。

しかし、そんな歓迎会の締めの挨拶を任されてもこの記事を読めば大丈夫です。この記事では、失敗しない歓迎会での締めの挨拶のコツについてお教えしようと思います。締めの挨拶を任されて飲み会へのモチベーションを喪失しているそこのあなたも是非この記事を参考にして意気揚々と自信を持って歓迎会に参加してくださいね。

歓迎会の締めの種類

歓迎会の締めが2回ある場合があるのをご存知でしょうか。まずは、誰もが思い浮かぶ歓迎会の終了間際の退店前に行われるものです。こちらは、あらゆる会社内の飲み会で経験があるのではないでしょうか。

では、もう一つの締めの挨拶が「中締めの挨拶」というものです。こちらは、宴会の途中に一区切りつける意味で行われます。次の項目では、それぞれの締めの挨拶がどのような意味を持つのかということについてお話ししたいと思います。

「締め」と「中締め」の挨拶、それぞれの意味

やはり、いい歓迎会の締めの挨拶をする上でそれぞれの締めの意味を知っておかないといけません。

まず、最後の締めの挨拶についてです。こちらは、歓迎会の終了を参加者全員に周知させるという目的のもとに行われます。その他にも、これから会社の一員として働くにあたって激励の言葉を送るという為でもあります。また、2次会がある場合には2次会開催のアナウンスをすることもあります。

終わりよければ全て良し、という格言もある通り非常にこの締めの挨拶は大切です。

次に、中締めと呼ばれるものですが、こちらはあまり馴染みがないという方も多いかも知れません。こちらは、宴会の途中で一区切りつけるという目的で行われるものになります。

また、実は別件の予定があり会を抜けなければいけないという方に、抜けやすく一回締めるという狙いもあります。もし、事前に歓迎会を途中抜けしなければならない方がいる場合には、中締めを取り入れると非常に親切だと思います。

これだけ考えても、歓迎会の締めの挨拶がいかに重要かということがわかるのではないでしょうか。締めの挨拶さえバッチリ決まればいい宴会だったということになるのです。ここまで言われると、締めの挨拶を任されたあなたにとっては非常に荷が重いプレッシャーを感じることになるかも知れませんが、大丈夫です!

後の項目で、締めの挨拶の例文をお教えします。なかなか思いつかずに気落ちしている方は、是非参考にしてみてください。

手締めの種類

手締めというものをご存知でしょうか。手締めとは、宴会で最後によくある「お手を拝借」の音頭から手を叩いて締めるというものです。実は、この手締めにはいくつかの種類があるんです。

今回はその中で代表的な3種類の手締めについてご紹介したいと思います。

三本締め

こちらは、「パパパン パパパン パパパッパン」といった三拍子の手拍子を3回繰り返すものになります。何か達成したお祝い事や、おめでたい会の時に行われます。歓迎会の締めの挨拶には必要不可欠なものです。

一本締め

こちらは、三本締めを略式にしたもので、三拍子の手拍子を1回行うものになります。三本締めに並び非常にポピュラーなものになります。

一丁締め

この締め方は、「いよーっ」という温度の後に手拍子を一発叩くもので、他の締め方とは異なった締め具合になります。こちらも定番なので選択肢に入れておくといいでしょう。

歓迎会締めの挨拶例文

ここで、締めの挨拶が思い浮かばず悩みに悩んでいる方必見。歓迎会用の締めの挨拶の例文のご紹介です。

本日は楽しい会を企画していただいた幹事のかたありがとうございました。皆さんとお酒を楽しく歓談させていただき非常に有意義な時間でした。今回新しく入られる皆さんは、不安も多いことと思いますが、我々と共に切磋琢磨しながら頑張っていきましょう。それではお手を拝借→手締め

大事なポイントとしましては、まず会を企画してくれた幹事さんに感謝を伝えましょう。そして、これから共に働く新入社員の方に歓迎の言葉を送ります。その流れで、手締めに移るというのがいいでしょう。

また、ダラダラと話すことは避けなるべく簡潔に挨拶をしましょう。この上の基本形を基に自分なりにカスタマイズしていくとオリジナリティーが出てよりいい締めの挨拶になるはずです。

まとめ

今回は歓迎会における締めの挨拶についてのまとめでした。締めの挨拶は非常に大切で責任重大な役目ではあります。しかし、締めの挨拶が良いと宴会全体が良かったものとして、参加者全員の心の中に残ると思います。是非、この記事を参考にして素敵な締めの挨拶を目指しましょう。