会社やサークルなど、あるコミュニティーに新しい人が入ると歓迎会たるものが開催されますよね。この歓迎会、若手社員の皆さんが幹事を任されることも多いのではないでしょうか?
歓迎会の進行に様々な挨拶がプログラムとして組み込まれている場合がほとんどです。とは言うものも、いざ自分が歓迎会の幹事になったら、誰がどうやって、どの順番で挨拶をしていくものが正解なのか、なかなか答えられないものですよね。
そんな今回は、歓迎会での挨拶はどのようにやるのが正解なのかということについてお教えしようと思います。歓迎会の幹事をつとめた経験がない幹事さんもこれを読めば成功間違いなしです。
まず、はじめに開会の挨拶を行う
まず、乾杯の前に歓迎会を開催する旨を挨拶と共に言うのが一般的です。ここでは、「
この度はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。」という出席者に対しての感謝の思いを伝える必要があります。
そして、「今回は新しく入る〇〇の方々に対して歓迎会という形でお食事をしていただくお集まりいただきました。」などといった誰に向けて開催するのかということを参加者の方々に伝えましょう。
この際に気をつけることとしては、まず参加者の皆さんに注目してもらう必要があるので、大きな声でハキハキとすることがとても大切です。また、成功させるポイントとしては、最近流行りの芸能人の一発芸等を取り入れると盛り上がるでしょう。恥ずかしがらず思いっきりやれば皆さんも笑ってくれるはずです。
次に上司や代表者の挨拶
開会の挨拶が終わったら、上司の方や代表の方に言葉をいただくというのが一般的です。会社であれば、社長や部長クラスの方にお願いするのがいいでしょう。この際には事前に挨拶をお願いしたいという旨を上司、代表者の方に伝えておきましょう。
また、この挨拶をしやすくするためにも開会の挨拶というのが非常に大事になってくるのです。
乾杯の挨拶
さて、ここまで終わってやっと乾杯の挨拶です。正式な順序に則ると結構前段階があるものですよね。この乾杯は副代表者やその次に当たる上司の方に任せるのが一般的です。この場合にも、先ほどの挨拶と同様にどなたにお願いをするかきちんと決めておき、事前にお願いするようにしましょう。
新入者(その会の主役)の挨拶
乾杯から30分〜1時間弱ほど経ったら、その会の主役の方に挨拶をしてもらいます。しかし、この時はすでにアルコールが入っており参加者の方々の声のボリュームもいつもより、大きくなっているはずです。きちんと大きい声で参加者の注目を集めて、これから主役の挨拶が始まるということをしっかりと参加している全員に伝わるようにしましょう。
そして、きちんと挨拶のサポートをしてあげることも、幹事の方の重要な役目です。その際には、その主役となる方々がどんな性格をしているかを把握していると非常にスムーズに進むはずです。乾杯が終わったらなるべく多くの新入者と話すことを心がけましょう。
締めの挨拶
新入者の方の挨拶が終わったら後は終了時間まで歓談を楽しんでもらいましょう。そして、終了時間の10分前になったら、その旨をアナウンスして締めの挨拶にうつります。この締めの挨拶は上司の方にお願いするのがいいでしょう。
その方が挨拶までに酔っ払ってしまっていたらお水を用意してあげるなど、スムーズに締めの挨拶ができるように心がけておくのも大切です。また、締めの挨拶をお願いする際には事前に、一本締めなどを行ってもらうようお願いしておくとより歓迎会が締まりよくなります。
そして、挨拶が終わり次第、退店のアナウンスをして終了時間までに全員が退店できるようにしましょう。お店側に迷惑をかけないということも幹事さんの非常に重要なスキルとなります。
歓迎会の挨拶をスムーズに促すポイント
以上が、歓迎会の一般的な挨拶の流れになります。そこで、どのような点に気をつければ挨拶をスムーズに促すことができるのかを説明したいと思います。 まずは、大きい声でアナウンスをするということです。飲み会というとアルコールも入る事によって参加者の声のボリュームが大きくなる傾向にあります。この時に大きい声でアナウンスしないと、参加者の方々に気づいてもらえず、挨拶が進まないということがあるのです。アナウンスの声は大きくはっきりということを心がけましょう。
次に、あらかじめどのタイミングでお願いするかというのを挨拶する方に伝えておくようにしましょう。あらかじめ伝えておくことで挨拶を任された方も心の準備をすることができます。その方がよりいい挨拶をしてもらうことができ、そのことが歓迎会の成功に繋がります。
まとめ
今回は、歓迎会における挨拶の順番、ポイントのご紹介でした。歓迎会では、段取りをうまく進めることが非常に重要となってきます。その段取りの良さがそのまま歓迎会の成功に繋がるのです。是非、この記事を参考にして歓迎会を成功させましょう。