水炊きの特徴と美味しく味わう秘訣 – グルメプラスナビ

水炊きの特徴と美味しく味わう秘訣

秋が深まると多くの方が温かいお料理が恋しくなることでしょう。鍋料理がその代表格ですが、日本人にもっとも愛されているのが「水炊き」というものです。ここで...

秋が深まると多くの方が温かいお料理が恋しくなることでしょう。鍋料理がその代表格ですが、日本人にもっとも愛されているのが「水炊き」というものです。ここでは水炊きの特徴と、美味しく食べるための秘訣をご紹介します。

水炊きとはどんな料理?

 

水炊きという名前は、鶏肉や野菜などの具材を水から煮立たせるという調理法に由来しています。とはいえ現在ではあらかじめ先にとった出汁に具材を入れて煮込むのが一般的な食べ方です。

 

水炊きの発祥は明治時代にできた「水月」というお店が起源と言われています。

水月の創業者の林田平三郎氏が香港で英国人から学んだ西洋料理をアレンジすることで水炊きが完成しました。コンソメと中国料理の鶏の水煮のスープを組み合わせていたようです。別名「博多煮」とも呼ばれ、その評判は各地に広まりました。現在では博多のみならず、関東や関西などでもその味を楽しむことができます。

 

夏の博多祇園山笠の際にも食べられており、神社では祭典の際には四つ足を食することがご法度なために鶏肉が選ばれたのではないかと言われています。神事だけでなく、接待や新年会などのかしこまったシーンにも水炊きは重宝され、冬だけに限らず、一年を通して楽しまれています。

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博多発祥の水炊きの特徴

九州最大の都市である福岡県博多市は、ある料理の発祥地としても知られています。その料理とは「もつ鍋」です。もつ鍋も水炊きとともに福岡の名物として人気を二分しています。

もつ鍋は牛や豚・鶏の内臓部分の肉やキャベツ、ニラなどを、醤油や味噌などで味付けした出汁で煮込んで食べる鍋です。もつの臭みを取るためのニンニクをたくさん入れるため、スタミナ食としても人気ですが、高たんぱく低カロリーで栄養豊富な特徴もあります。

一方、水炊きは皮や骨のついた鶏肉や鶏肉団子を、水から煮立たせて味を付けていない出汁に、白菜やキャベツなどの野菜を入れ煮込む鍋です。ポン酢や薬味などをつけ汁として食べます。煮詰まっても味が濃くならずにさっぱりとして楽しむことができる特徴があります。

水炊きは、白菜・ネギ・しいたけなど色んな野菜を入れてお好みで味付けをして、大勢で食べるのが基本スタイルです。博多流であれば昆布で出汁の味を調え、大振りのもつとニラをたくさん入れてから塩で締めるのがおいしい食べ方になります。締めは玉子雑炊で、忘年会などの席では現地では必ず食べられるものです。

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本場の水炊きを味わうなら通販がススメ

年末年始はたくさんの方々と、鍋を囲むシーンが多くなるでしょう。せっかくなら本場の水炊きを味わいたいものです。その場合に役立つのがお取り寄せグルメと言われる通販サービス。今では自宅に居ながら本場の味を堪能できる食材セットをインターネットで購入できる時代となり、手軽にどなたでも利用することが可能です。

 

通販の魅力と一言でいうと、すべての食材を一度に手に入れられることです。水炊きなら主菜となる肉のほか、白菜・にんじん・しいたけといった野菜も真空パックの状態のセットで届けられるのが基本です。多くのサービスで3人前以上からメニューを用意されていて、大勢で食卓を囲めるようにもなっています。しかも各地の名店が商品を販売しているケースが大半であり、本来であればお店に足を運ばないと味わえないものが自宅でも堪能できるのが魅力といえるでしょう。届いたその日に鍋パーティーをおこなえ、出汁も各店の秘伝の味を家庭に届けられているのも購入する価値を引き立てます。

 

古くから庶民の間で親しまれてきた水炊きは、具材本来の味をそのまま満喫できる鍋料理です。博多発祥のもつ鍋も水炊きの一種で、現在では全国各地で食べられています。自宅で味わう際はネット通販で取り寄せれば、名店の味を堪能できます。

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