宴会のマナーを知らないと大恥⁈幹事さん必見です

宴会のマナーを知らないと大恥⁈幹事さん必見です
社会人になり、様々な宴会の場に呼ばれる事も増えてくると思います。同期メンバーや友人との宴会では今まで気にしなかったマナーも先輩や上司の方々とお酒の席を一緒にさせてもらうことで、気を付けないといけない事が増えてきます。

 

実は細かい部分まで含めれば宴会時のマナーは沢山あります。最近では上司の方が「今日の飲み会は無礼講で!」と言ってくれる事も多くなってきていますが、だからと言って何でもやってOKという訳ではありません。最低限のマナーは守った上での「無礼講」という事を認識して、楽しい宴会を過ごす術を学んで行きましょう。

 

まず初めに「無礼講」を覚えましょう。

昔の社内の宴会などでは格式張った宴会が多く、上司の方々と若手社員との間には大きな壁があり、飲み会の席での交流などは出来ない場合が多くありました。堅苦しい感じになってしまうと段々と若手社員の飲み会の出席率は下がっていき、交流のチャンスさえ無くなってしまいました。そこで、上司の方々は宴会の際に「今日は無礼講で!」と一言言うことで、格式張ったのはやめて、交流を深めて行こうという若手社員に1歩近寄った宴会をするようになってきました。

ここで勘違いしてはならないのが、「無礼講」とは、「無礼を許す」という意味合いではありません。つまり、「無礼講」だから何をしても許される訳ではありません。「無礼講」とは「無-礼講」と分け、「礼講を無くす」という意味合いになります。つまり、格式張った会ではありませんよという事です。

 

宴会時のマナー

それでは、無礼講を踏まえた上で、宴会時の最低限のマナーを覚えていきましょう。

 

【宴会マナー①】お酒を注ぐ

まず大事な事はお酒を注ぐ行為です。乾杯前にもまず自分の席の周りの方々にお酒を注がなくてはなりません。ビールの様にぶっきらぼうに注いで泡だらけにしてしまえば相手に失礼になります。

お酒によっても注ぎ方や作り方は変わって来ますので、覚えておいて損は無いので、ここで学んで実践してみてください。マナーはお酒の席では必須です。

1.瓶ビール

瓶ビールは、ラベルを上にし右手で瓶を持ち、左手は口元にそっと添えて注ぎます。左手をギュッと握ると中のビールが温まってしまうため、軽く添えるのがキーポイントです。

更に注ぐ際には始めはゆっくりと注ぎ、ある程度になったら少し勢いよく注いで泡を作り、最後はまたゆっくりと注ぎ、泡をコップのフチギリギリまで注ぎます。

ビールと泡の割合は、7:3がベストだと言われています。美味しそうなビールの注ぎ方を覚えましょう。

2.日本酒

日本酒も徳利の持ち方は瓶ビールと似ています。注ぎ方も始めはゆっくり、次第に勢いよく、最後にまたゆっくりと注ぎ、8分目位までを目安に注ぎます。

日本酒で気をつけなくてはならないのは、「置き注ぎ」といって、テーブルに置いたままの状態で注ぐのはNGとさらています。必ず手に持つまで待って、注ぎましょう。

3.ワイン

ワインを注ぐ時は無理にソムリエの様に片手で注ぐ必要はありません。ラベルが上になるようにだけ気を付けて、瓶ビールを注ぐ要領でワイングラスの3分の1位を目安に注ぎます。

ワインはビールの様に喉越しを楽しむというよりも色や香りを楽しむ飲み物です。テレビなどでソムリエの方々がワインの注がれたグラスを回したり傾けたりしているのを見たことがあるかと思います。グラスになみなみ注ぐと傾ける事もできないため、3分の1を目安にします。

4.焼酎の作り方

焼酎の場合は注ぐというよりも作り方を覚えましょう。

まずコップにいっぱいの氷を入れ、その後に焼酎、水の順で入れます。何故焼酎が先かというと、水の方が比重が重く沈んでいくからです。これはお茶などの冷たい飲み物にも共通して言えるため、お茶割りなどを頼まれても同じ作り方で構いません。

お湯割の場合は逆にお湯の方を先に入れます。これは先程の原理の逆で冷たい焼酎が沈んでいくからです。

ここで疑問に思うのが、焼酎と水の割合ですよね。これは飲む方の好みになってしまうため、正解がありません。頼まれた時に素直に「濃いめと薄めどちらにしますか?」と聞いてみましょう。そうすると濃いめか薄めの他にも「〇:〇で」と比率を教えてくれる方もいます。

 

【宴会マナー②】お酒を注いで貰う

お酒の注ぎ方にマナーがあれば、注がれ方にもマナーがあります。上司や先輩がお酒を注いでくれる時に失礼が無いように覚えておきましょう。

1.瓶ビール

グラスを両手で持って注いで貰いましょう。この時にちょっとした気配りとして始めはコップを少し傾けて徐々に真っ直ぐにしていきます。傾け過ぎてこぼさないように注意しましょう。

2.日本酒

盃を右手で持ち、盃の底を左手の指で軽く添えて注いで貰いましょう。

飲む時には「少量、多め、少量」のように三度に分けて飲むと、酔いずらいとも言われています。

3.ワイン

ワインの場合はグラスを持たずにテーブルに置いたままが通の注がれ方だと言われています。

飲む際にもワイングラスのコップになっている部分を持たずにワイングラスの脚の部分を指で摘む様にして持って飲みます。これはワインに体温を伝えない為です。

ここで気を付けて欲しいのは、いくら自分がワインを好きで様々な銘柄を知っていたとしてもうんちくを語らない様にしましょう。注いでくれる方が誰しもワイン通という訳ではありません。注いで貰ったら素直にありがとうございますとお礼を言う程度にし、相手から話を振られたら答えるようにしましょう。

4.焼酎

焼酎の場合は大体が席から離れて作りに行かなければなりません。もし上司や先輩に「作ってくるよ」と言われても自分で作りに行きましょう。

注がれ方にもマナーがありますが、大体の場合は瓶ビールを持って注ぎに回ってきます。もし自分が違うお酒を飲んでいたとしてもその時はビールの入っていたコップを手に持って注いで貰うのも相手への気配りとマナーになりますので気をつけましょう。

 

【宴会マナー③】お酒を注ぎに行くタイミングは?

乾杯が終わりいきなり上司の所にお酒を注ぎに行く人もいますが、決して間違いではありません。ただ、、まず食事とお酒を楽しんで一息ついてからの方が相手にも喜ばれます。

多少お酒が入って上司がホロ酔いになったくらいの方が話も弾み懇親を深めることができます。多少のマナーを知っているだけでも全然違います。

 

【宴会マナー④】お酒を注ぎに行く順番は?

こちらは宴会のマナーの基本中の基本ですが、まずその会で一番偉い人から順番に注いで行きます。

上司に注ぐのが終わっても、先輩方などにも1人も漏れることなく注いで行きましょう。

最後に幹事の所にもきちんと行き、「この度はこの様な会に呼んで頂きありがとうございます。」と一言添えて注ぐ事で、幹事への労いと感謝が伝わり好印象を与えます。

 

周りの人のコップに意識を置く

宴会ですから、自らもお酒と会話を楽しまなければなりませんが、そんな中でも周りの方々のコップに意識を向けるのを忘れないようにしましょう。「手酌」と言って、誰も注いでくれずに自らが自分のコップにお酒を注ぐ行為がありますが、そうなる前に注いであげられる気配りをしましょう。

ここで注意ですが、気を配りすぎてほんの少ししかお酒が減ってないのに同じ人に何度も何度も注ぐのは逆に失礼にあたる場合がありますので、意識としては半分以下になるまでは様子を伺うようにしましょう。それ以上減らないなと思ったら、会話に熱中し過ぎてお酒を飲むことを忘れているか、そろそろビール以外の物を欲しているかのどちらかですので、「何か違うお酒を持ってきますか?」と聞くことで気の利く奴だと、好印象を与えられること間違いありません。

 

マナー上手お酒の断り方

宴会はお酒を楽しく飲む場ではありますが、人によってはお酒が苦手であったり、全く飲めないという方もいると思います。では、そんな人はどうやって、相手に不快な思いをさせずに断ればいいのかですが、簡単に言うと素直に相手に伝える事です。マナー上手になりましょう。

つまり、お酒が弱い人であれば、「私、お酒が弱いのでこれ以上はご容赦ください。」と素直に伝え、逆に「私の分も是非飲んでください。」と注ぎ返してあげると悪い気をさせずに断れます。

お酒が飲めない人であれば、「折角のご配慮で申し訳ありませんが、私、お酒を飲めないので、お茶を頂いています。」と伝え、お酒の弱い人同様注ぎ返してあげましょう。

飲めないお酒を無理に飲んで、泥酔したりして大失態を犯し迷惑をかけるよりはその時に素直に断った方が良いでしょう。

昔は飲めない酒も無理に飲んで…という時代もありましたが、昨今では飲めない人が増えていたりと、上司の方々も意識が変わってきていますので、無理に飲ませようという人も減ってきました。無理なものは無理と断る勇気もマナーの一つだと言えます。ですが、自分が飲めなくても周りにお酒を注ぐのは忘れないように注意してください。

 

【宴会マナーの基本】料理の取り分け方

宴会であれば、一人に一つずつというよりも大皿で料理が運ばれてくる事が大半です。そんな場合には小皿に身近の人の分の料理を取り分ける様にしましょう。

この時の注意点などを幾つか説明します。

 

1.【宴会マナーの基本①】アレルギーや嫌いな物が無いか聞く

現代では様々な食物アレルギーを持っている人がいたり、好き嫌いが多い人が増えてきています。そんな人にアレルギーのある物や嫌いな物を取り分けて嫌な気分にさせる前に、嫌いな物やアレルギーは無いかを確認してから取り分けるようにしましょう。

 

2.【宴会マナーの基本②】取り分ける量に注意

一人目から多めに取り分けて最後の方の人の分が少なくなってしまう…とゆう失敗をしない為にも、多いよりは少なめに取り分けて行き、全員が同じ量になるように取り分けていきましょう。

大皿に余った場合は料理の減り具合を見て、一番に減った方などに更に取り分けてあげましょう。

 

3.【宴会マナーの基本③】取り分ける時の箸に注意

大体のお店では取り分ける用の箸がついてきますが、無いからといって自分の箸を使うのはマナー違反なので絶対にやめましょう。箸がない場合はお店の人に確認して持ってきて貰うようにしましょう。

 

4.【宴会マナーの基本④】取り分ける順番

順番はお酒を注ぐ時と一緒でその会で一番偉い人からになりますが、周りが同僚達だけであれば、年功序列で取り分けて行くようにしましょう。そして、必ず自分の分は最後に取り分けるようにしましょう。

 

お礼の挨拶

宴会の時にお礼を言うのは当然ですが、宴会が終わって翌日など、会社で宴会の出席者に会った際には一言「昨日はありがとうございました」とお礼を言う様に心掛けましょう。お礼は何度言われても嫌な思いはしません。感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

 

まとめ

細かいことを言い出せばキリの無いくらいマナーというものはありますが、社会人としての最低限のマナーは覚えておくようにしましょう。

マナーが覚えられないという人はガチガチになり過ぎず、周りに気配りだけは忘れないようにすれば大丈夫です。お酒の席ですので、誰もが細かい所までは見ていませんが、気の利く行動を取ることで、「こいつわかってるな」と良い印象を与えられます。それもせずに自分だけが楽しむことに専念してしまうと「礼儀知らず」のレッテルを貼られてしまう恐れがあります。

せっかくの楽しい宴会ですから、怒られたりなど誰もがしたくないはずです。その為にも基本的なマナーから覚えていき、周りの先輩方の宴会時の行動を見て、学んでいきましょう。